【タスペーサー使い方!徹底解説いたします!】
ペンキ屋モリエンです!
タスペーサーをご存知でしょうか。ズバリ、これがタスペーサーです。
タスペーサーの商品ページはこちらです♪
タスペーサーとは、屋根塗装の際に使用する、
「屋根と屋根の間に隙間を作る」道具(部材)のことです。
タスペーサーは、スレート屋根を塗装するときによく使用されます!
スレート屋根を初めて塗装する方や屋根材と屋根材の隙間が極端にない屋根に向いています。
では、どんな状態の時にタスペーサーは必要でしょうか(^o^)?
スレート屋根には元々、通気と水分を排出するための隙間が設けられています。
しかし、塗替えなどのタイミングで、屋根塗装をしたときに、塗料で隙間が塞がれてしまうことが多いんです!
塗料で隙間が塞がれると、雨が降って屋根材の下に雨水が侵入した場合、雨水の出口となる隙間が無くなってしまい、雨漏りの原因になってしまうのです!
屋根材と屋根材に隙間ができることで、雨水の通り道が作られることで、雨漏りのリスクを減らすことが出来ます。
この時に登場するのが、『タスペーサー』なんです!!
タスペーサーの使用方法
タスペーサーの使い方を簡単にご説明します。
①高圧洗浄
屋根の状態をよく観察し、丁寧に高圧洗浄を施す。
②下塗り
高圧洗浄し、乾燥後、シーラー・プライマー等の下塗りを施す。
③タスペーサーを挿入する
タスペーサーはシーラー・プライマー等の下塗り後に、
屋根材(約910mm)幅に対して、左右15㎝位の所に挿入してください。
※㎡あたり約10個使用します。
④中塗り~上塗り
⑤塗装完了
タスペーサーを抜き取らずにそのまま完了です!
適切に縁が切れ水分(雨水)が溜まりにくくなります。
タスペーサーの種類
続いては、タスペーサーの種類について説明します!
タスペーサーには、01と02の2種類あります。
塗料の種類によって使い分けます!
タスペーサー01・・・強溶剤型の塗料
タスペーサー02・・・水性・弱溶剤型の塗料
※以前は03もありましたが、今は廃盤となっております!
タスペーサーが無いとこうなる!
実際の塗装現場で、タスペーサーが設置されていない為に、
雨水が溜まってしまった現場の動画をご紹介します。
前回の塗装工事の際に、タスペーサーを入れてない為、
小口が塗料で塞がってしまい、雨水が溜まっている様子がお分かりいただけましたでしょうか?
自宅の屋根がこんなことになっているなんて、とっても悲しいですよね…。
普段、屋根の上は見えない箇所だからこそ、丁寧な塗装工事をお願いしたいですよね!
タスペーサーは、屋根塗装後に雨漏りが発生しないようにするために
大切な「縁切り」をする為の部材ということがお分かりいただけましたでしょうか?
※ 「縁切り」とは、塗料乾燥後に塞がった隙間の塗膜を切って、水の通り道を確保する工程のこと。
ある業者では、タスペーサーを省かれてしまったり、正しい施工方法で取り付けてもらえないなんてこともあるとか・・・
スレート屋根塗装をお考えの際は、このタスペーサーを理解して、
安心できる塗装工事をお願いしていきましょう!
タスペーサーのご購入は下記よりお進みください♪
創業100年のペイントディーラー ペンキ屋モリエン
TEL:078-511-5163
FAX:078-891-8818
メール:shop@morien.com
インスタグラムもやっています♪
https://www.instagram.com/penkiyamorien_official/